チョン・セラン X 津村記久子

開催日時: 2021年11月5日(金)19:00


  
  
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作家チョン・セラン紹介



チョン・セラン

1984年生まれ。小家。2010年、ジャンル文学専門月刊誌「ファンタスティック」に短編小表し、創作活動を始めた。いわゆるジャンル文*から純文へと領域をげたチョン·セランは自らを「布と布をいだ縫い目をく作家」と表現する。中間点から、コミュニケションの道を切り開き、純文とジャンル文の「境界を曖昧にすること」を目指している。このような作家の性格は、小創作のスタイルにもはっきり表れている。作家は日常でよく出くわすような平凡な人と、全く起こらないような特な設定を取り混ぜる。チョン・セランの作品の中では現とファンタジの境界線がぼやけている。作家は、身近なところにいそうな優しくて人の役に立てる人、自分だけでなく周りの人たちにも遣いができる、そんな人たちの特別でない特別さをとらえて作品に盛りむ。主要作品として『フィフティ・ピプル』『屋上でいましょう』『声をあげます』『地球でハナだけ』『保健室のアン・ウニョン先生』『視線から』などがある。2013年にはチャンビ長編小賞、2017年には韓日報文賞を受賞した。

⋆ジャンル文SF、ファンタジ、ホラ、推理小など特定ジャンルにてはまる素材、テマ、式などを持つ文


作品紹介 声をあげます

 




声をあげます

この本は、韓を代表する若手作家と言えるチョン·セランが文壇にデビュした2010年から2019年までに書いたSF8編を収めた集である。この本に載せられた短編小には、今ここ、現代社を生きる人の姿と危機に瀕した人類文明にする警告が盛りまれている。透明に消える指をし求める時間旅行者と大都市を掘り起こす巨大ミミズ、が殺人者を刺激するという理由で容所に入れられる主人公など、小の中の況は非常に深刻だ。しかし、著者の文章は決して重かったり暗かったりしない。むしろ登場人物は明るくてユモに溢れる。持可能な方式ではない、巨大で有害なものが崩したところに出現した新たな代案は、妙な共感と安心感をえる。果てしない成長という欺瞞を小の世界でひねり出して描いた結果は、小さな希望として現れる。著者は「世界は緩やかなスピドではあるがより多くの存在を尊と尊重の枠内に含める方向に進むと信じている」と話す。


作品紹介 保健室のアン・ウニョン先生




保健室のアン・ウニョン先生

至って平凡な高校の保健教諭であるアン·ウンヨンは、は幼い頃から奇異な怪物と魂を打ち破ってきた退魔師である。同書では、BBの銃とレインボカラのプラスチックので、退治するアン·ウニョンの活躍が繰りげられる。剌でたくましく、コミカルで勇敢な、珍しいタイプの突出した女性キャラクタが登場するネットフリックスオリジナルドラマとして実写化され、人を集めた。


作品紹介 屋上で会いましょう





屋上で会いましょう

チョン·セラン初の小集。想像を超えた斬新な題材と主題意識が際立つ。この本に盛りまれている9編の短編小は、別々の物語でありながら、妙にがっている。日常の中の裂と慣れ親しんでいる不理を特有の問題意識と想像力で解決する秘訣は、まさにチョン·セランの作品でしか表現できない「明朗さ」にあるはずだ。この本は「チョン·セランワルド」の始まりであり本質と言える


作家津村記久子紹介

写真撮影/講談社



津村記久子

1978大阪市生まれ2005マンイーター(単行本化にあたり永遠にそいつらより改題)太宰治賞受賞小説家デビュー08ミュージック・ブレス・ユー!!野間文芸新人賞09ポトスライムの芥川賞11ワーカーズ・ダイジェスト織田作之助賞13給水塔川端康成文学賞16このにたやすい仕事はない芸術選奨新人賞17浮遊霊ブラジル紫式部文学賞19ディス・イズ・ザ・デイでサッカー本大賞20給水塔PENロバート・J・ダウ新人作家短編小説賞受賞著書アレグリアとは仕事はできない』『カソウスキの行方』『八番筋カウンシル』『まともな子供はいない』『エヴリシング・フロウズ』『ディス・イズ・ザ・デイ』『つまらない住宅地のすべてのなどがあ


チョン・セランとのインタビュー